2018年07月25日

何故...

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夕方のニュースでペットの殺処分のことをやっていた。年間5万6千頭もの犬と猫が処分されるのだとか。
処分されないように一人の女性が頑張っている姿が流される。月に一度、飼い主を見つけようと会を開催している。希望者には、事細かく質問が書かれた用紙に記入してもらう。そして欲しいと決まったら、その飼い主になる人の家まで行くのだ。実際に飼い主になる人の環境を自分の目で見て最終的に決めるのだ。もしもダメだと思ったら引き渡しをせずに帰って来るのです。
日本は、ペットショップやホームセンターで小さなゲージに入れられた犬や猫を販売している。20万、30万...生きているもの、命あるものに値段が付けられ販売されている。全て人間が悪い。ペットを購入しては、やっぱり飼えないと保健所などに連れて行ったり捨てたりする。
電化製品のように買っては処分するようなもの。僕らが子供の頃は、犬や猫なんて売ってなかったと思う。小学生の時に犬を飼ったことあるけど、子犬をもらってきて飼ったもの。今は、高額な金額で売買されている。ビジネスになっています。
ペットと言ったら家族です。大切な家族です。殺処分だなんて何故そんな世の中になってしまったのか。
ドイツでは、ペットショップで犬や猫は売られてない。ペットを飼いたかったら施設に行って決めるか、ブリーダーの方からもらってくるのだとか。日本でペットが売られていることに驚いてました。
ドイツの施設は、広大な土地に犬や猫だけでなく爬虫類なども大事に育てられている。170人もの人がその施設で働いているのだとか。年間11億ものお金がかかりますが、その金額全てが寄付金なんだとか。動物たちもストレスにならないようにのびのび安心して暮らしている。さすがドイツだと思った。
日本もペットショップなどでの販売なんて辞めればいい。ペットもまともに飼うことが出来ない日本だから幼児虐待が起こるのです。このままショップで販売されることが続けば、そのうち人間にも値段が付けられ販売される日がくるかもしれない。
きちんと決まりやルール、法律も作って命あるものを守る世の中になってほしい。
どこかの社長じゃないけど、野球⚾️の球団なんか作るより、犬や猫、ペットたちの保護施設でも造ってほしい。お金では買うことのできない、もっと大切なものを手にするはずです。