2020年04月04日

国難を乗り越え日本らしく

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武漢肺炎(コロナ)の影響って様々な業種に出ている。まさか住宅現場まで影響があったのかと初めて知った。ユニットバスやキッチンの在庫が無いらしい。何でも海外で製造して日本に持ってくるのだ。
国産のパソコンだって宣伝しているメーカーもあるけど、結局中身は海外で製造した部品を使用する。
安く大量生産と言うのが当たり前のようになっているのだろう。しかし、今回のようなことになると必要な物が手に入らなくなってしまう。国の欲、企業の欲、人の欲...誰もが儲けたいと思う。でもお金がたくさんあっても幸せとは言えない。人それぞれモノサシが違うから何を基準に幸せと決めることはできないが、何だろう...
昨日のテレビで粟島の事が出ていた。馬の世話をしながら人として大切なことを学ぶ学校のこと。小学生から高校生まで数人が学んでいるのですが、素晴らしいところなんです。同じ新潟に暮らしているのに初めて知ったこと。子供たちは寮生活をするのですが、テレビも無く、携帯も無く、遊びと言ったら自分たちで考えた遊びをする。何でも手に入って便利な世の中で、そんな貴重な生活ができることはその子にとって大切な財産になるのではないかと思った。
卒業してそれぞれ家に帰り進学するのですが、また粟島に戻ってきたいと言う。それだけ魅力があるのですよ。大人にもそういう生活ができるホテルでもあったらいいのにって思った。自然豊かな場所で、部屋にはテレビも無く、スマホなどの持ち込み禁止。自然の中で美味しいものを食べ、自分自身を見直す時間を過ごせる場所があったらいいのにって思った。
困難を乗り越えた先に、日本らしい日本になってほしいと願う。